令和6年度(2024年度)国内クリエイター創作支援

石橋 素

エンジニア/アーティスト/ライゾマティクス

1975年、静岡県生まれ。東京工業大学制御システム工学科、国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]卒業。2011年よりライゾマティクスを共同主宰。デバイス、ハードウェア制作を主軸にアートパフォーマンス、ライブエンターテイメント、インスタレーションなど、多領域にわたり活動をしている。アルスエレクトロニカ、カンヌライオンズ、文化庁メディア芸術祭など受賞多数。

さやわか

批評家/マンガ原作者

著書に『僕たちのゲーム史』(2012)、『僕たちとアイドルの時代』(いずれも星海社、2015)、『名探偵コナンと平成』(コアマガジン、2019)、『世界を物語として生きるために』(青土社、2021)など。マンガ原作に『永守くんが一途すぎて困る。』(ふみふみこ作画、LINE、2021–22)、『ヘルマンさんかく語りき』(倉田三ノ路作画、KADOKAWA、2023–)など。「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」主任講師。

高嶺 格

美術作家/多摩美術大学彫刻学科教授

1968年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学美術学部工芸科/国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]卒業。現代社会に潜む見えにくい存在や仕組み、人間の無意識を、映像や写真、演劇、パフォーマンス、インスタレーションなど様々な手法で浮かび上がらせる。主な展覧会に、目が不自由な人の案内で鑑賞する「大きな休息」(2008、せんだいメディアテーク/宮城)、東日本大震災を機に、日本人のアイデンティティに迫った「高嶺格のクールジャパン」(2012、水戸芸術館現代美術ギャラリー/茨城)ほか。2024年より秋田公立美術大学客員教授。

戸村 朝子

ソニーグループ株式会社 Headquarters 技術戦略部 コンテンツ技術&アライアンスグループ ゼネラルマネージャー

株式会社資生堂宣伝部を経て、2001年よりソニー株式会社。株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、株式会社アニプレックスで、映画やアニメ作品のデジタル事業の新規開拓。その後、本社CSR部にて、国際NGO等と技術を活用した社会課題解決に取り組む。16年より現在まで、先端コンテンツ開発、技術コミュニケーション、サステナビリティ技術推進等を担当。アルスエレクトロニカ2021 「The Power of the Unseen」Garden TOKYO企画ディレクター、欧州委員会2022 S+T+ARTS Prize Jury、SIGGRAPH Asia 2024 Art Gallery審査員など。21年より東京大学大学院情報学環客員研究員。理学修士(化学)、政策・メディア研究修士(メディアアート)。

西川 美穂子

東京都現代美術館学芸員

2004年より現職。東京都現代美術館での主な企画に「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」(2008)、「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」「MOTアニュアル2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる」(いずれも2012)、「フルクサス・イン・ジャパン2014」(2014)、「Viva Video! 久保田成子展」(2021–22、共同企画)、「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」(2022)などがある。

原 久子

大阪電気通信大学総合情報学部教授

現代美術批評誌『A&C:Art & Critique』の編集に携わる。1992年に中ザワヒデキらとともにMac版フロッピーマガジン『JAPAN ART TODAY』を、97年にウェブアートマガジン『ART遊覧(現)』を立ち上げ。さまざまな媒体に執筆、編集で関わる。主な共同企画に「Move on Asia」(2002–、LOOP/韓国、ZKM/ドイツほか)、「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」(2004、森美術館/東京)、「あいちトリエンナーレ2010」(愛知県美術館ほか、2010)。共編著に『変貌する美術館―現代美術館学II』(昭和堂、2001)など。アーティスト・イン・レジデンス、文化政策、創造環境の調査等のリサーチャーとしても活動。

森田 菜絵

企画・プロデューサー

NHK『デジタル・スタジアム』等のテレビ番組制作ディレクターを経て、日本科学未来館において先端科学を伝えるプラネタリウム等の企画・プロデュースに従事。主な担当作に『暗やみの色』(2005)、『バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~』『夜はやさしい』(いずれも2009)、『9次元からきた男』(2016、いずれも日本科学未来館)など。10年、文化庁・新進芸術家海外研修制度により渡蘭、V2_Institute for the Unstable Mediaにて研修。12年に帰国後、株式会社マアルトを設立。現在は、展示やドーム映像を中心にサイエンス&アート分野のさまざまなプロジェクトに携わる。

モンノ カヅエ

映像作家/XRクリエイター/TOCHKA

クリエイティブ・デュオTOCHKAの一人として、2005年よりコマ撮りと長時間露光撮影でアニメーションを描く「ピカピカ」の技法を編み出す。長時間露光写真とストップモーション・アニメーションの手法を組み合わせ、ペンライトを使って空中に線を描くことでアニメーションをつくることを可能にした。アニメーション映画祭から現代アート、コミュニティアートの分野で幅広く活動している。

米光 一成

ゲーム作家

広島県生まれ。代表作『ぷよぷよ』(1991)、『BAROQUE』(1998)、『はぁって言うゲーム』(2017)、『あいうえバトル』(2021)、『抜歯歯デスゲーム』(2024)など、コンピュータゲームからテーブルゲーム、儀式まで幅広く作品をつくり続けている。2007年に岸井大輔主催の「LOBBY」で参加型演劇作品『ぼくがゲームを作らないと世界は滅びてしまうから』作・演出。また19年に儀式作品『記憶交換ノ儀式』作・演出。23年4月2日、24年3月30日「儀式フェス」開催。デジタルハリウッド大学教授。

若見 ありさ

アニメーション作家/東京造形大学准教授

愛知県出身。国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]卒業。ドキュメンタリーと虚構の狭間を行き来しながら作品を制作。自身の出産体験を元に企画・制作した『Birth-つむぐいのち』(2015)、『Birth-おどるいのち』(2017)、『Birth-めぐるいのち』(2020)がLos Angeles Documentary Film Festivalベスト監督賞、映文連アワード優秀企画賞、あいち女性国際映画祭観客賞ほか多数受賞。宮崎県で語り部とともに制作した『ガラッパどんと暮らす村』(2022)が映文連アワード2022文部科学大臣賞受賞。作品制作以外にワークショップを美術館、映画祭、小学校などで展開。日本アニメーション協会理事。日本アニメーション学会理事。

令和6年度(2024年度)国内クリエイター発表支援

岡部 美紀

独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンター国際発信・連携グループリーダー

早稲田大学政治経済学部、慶応義塾大学文学研究科(西洋美術史)修了後、世田谷美術館、横浜美術館にて学芸員として勤務。その後国際交流基金にて、ヴェネチア・ビエンナーレ、サンパウロ・ビエンナーレなど国際展における日本人作家の展示、海外主要美術館での展覧会のほかキュレーターの交流事業などを担当。2023年より現職。主な担当展覧会に、「亀裂」(1996、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展)、「おたく:人格=空間=都市」(2004、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展)、「東京:1955–1970」(2012–13、ニューヨーク近代美術館/米国)、「Life of Animals in Japanese Art」(2019、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートほか/米国)など。

金築 浩史

展覧会エンジニア

1962年、島根県生まれ。91年、株式会社ザ・レーザーの入社面接時に東京都写真美術館準備室こけら落としイベントのステラークらのイベントを体験。その後、ARTECの設営・運営などメディアアートの展覧会を行う。93年よりフリーランス。現在に至る。近年の仕事に、「デザインあ 展」(2018–21、富山県美術館ほか)、「MANGA⇔TOKYO」展(2018–20、ラ・ヴィレット/フランス、国立新美術館/東京、大分県立美術館)、第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展(2022、日本科学未来館/東京)、文化庁メディア芸術祭25周年企画展(2023、寺田倉庫B&C HALL / E HALL/東京)、「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」(2024、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]/東京)などがある。令和5年度文化庁長官表彰を受ける。

沓名 健一

アニメーター/アニメーション監督/アニメーション研究家

1983年、愛知県生まれ。名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業。10代よりアニメーションをウェブ上で公開、それが業界人の目にとまり大学在学中からテレビアニメに原画として参加。卒業後フリーランスのアニメーターとして、原画、作画監督、キャラクターデザイナーとして活躍。デジタル作画の先駆者としてアニメーション業界では知られている。近年の代表作に、『ぶらどらぶ』(2021)、『火狩りの王』『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』(いずれも2023)のOPアニメーション、絵コンテ、演出、作画監督など。

土佐 信道

明和電機代表取締役社長

1967年、兵庫県生まれ。92年、筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。93年に兄・正道とともに芸術ユニット「明和電機」を結成し、代表取締役副社長に就任。さまざまなナンセンスマシーンを開発しライブや展覧会など、国内外で広く発表する。2001年、前社長・正道の定年退職に伴い代表取締役社長に就任。09年、音符の形の電子楽器「オタマトーン」の商品開発。22年、「明和電機ミュージックマシーン店」を秋葉原にオープン。23年には明和電機としてデビュー30周年を迎えた。

森山 朋絵

メディア芸術キュレーター/東京都現代美術館学芸員

1989年より学芸員として東京都写真美術館の創立に携わり、映像メディア展を多数企画。2007年より現職。東京大学、早稲田大学ほかで教鞭を執り、ZKM、マサチューセッツ工科大学、ゲティ研究所招聘滞在後、アルスエレクトロニカ、NHK日本賞、第1回SIGGRAPH Asia議長を歴任。東京都現代美術館にて、名和晃平(2011)、吉岡徳仁(2013–14)、ダムタイプ(2019–20)、ライゾマティクス(2021)らの個展を手がけ、映像装置やテクノロジーと芸術の協働、展示支援システムの研究と実践を行う。日本バーチャルリアリティ学会大会フェロー。大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授。

令和5年度(2023年度)国内クリエイター創作支援

石橋 素

エンジニア/アーティスト/ライゾマティクス

1975年、静岡県生まれ。東京工業大学制御システム工学科、国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]卒業。2011年よりライゾマティクスを共同主宰。デバイス、ハードウェア制作を主軸にアートパフォーマンス、ライブエンターテイメント、インスタレーションなど、多領域にわたり活動をしている。アルスエレクトロニカ、カンヌライオンズ、文化庁メディア芸術祭など受賞多数。

さやわか

批評家/マンガ原作者

著書に『僕たちのゲーム史』(2012)、『僕たちとアイドルの時代』(いずれも星海社、2015)、『名探偵コナンと平成』(コアマガジン、2019)、『世界を物語として生きるために』(青土社、2021)など。マンガ原作に『永守くんが一途すぎて困る。』(ふみふみこ作画、LINE、2021–22)、『ヘルマンさんかく語りき』(倉田三ノ路作画、KADOKAWA、2023–)など。「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」主任講師。

戸村 朝子

ソニーグループ株式会社コーポレートテクノロジー戦略部門コンテンツ技術&アライアンスグループ統括部長

株式会社資生堂宣伝部を経て、2001年よりソニー株式会社。株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、株式会社アニプレックスで、映画やアニメ作品のデジタル事業の新規開拓。その後、本社CSR部にて、国際NGO等と技術を活用した社会課題解決に取り組む。16年より現在まで、先端コンテンツ開発、技術コミュニケーション、サステナビリティ技術推進等を担当。アルスエレクトロニカ2021「Garden TOKYO」企画ディレクター、欧州委員会2022 S+T+ARTS Prize Jury。21年より東京大学大学院情報学環客員研究員。理学修士(化学)、政策・メディア研究修士(メディアアート)。

西川 美穂子

東京都現代美術館学芸員

2004年より現職。東京都現代美術館での主な企画に「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」(2008)、「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」「MOTアニュアル2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる」(いずれも2012)、「フルクサス・イン・ジャパン2014」(2014)、「Viva Video! 久保田成子展」(2021–22、共同企画)、「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」(2022)などがある。

原 久子

大阪電気通信大学総合情報学部教授

現代美術批評誌『A&C:Art & Critique』の編集に携わる。1992年に中ザワヒデキらとともにMac版フロッピーマガジン『JAPAN ART TODAY』を、97年にウェブアートマガジン『ART遊覧(現)』を立ち上げ。さまざまな媒体に執筆、編集で関わる。主な共同企画に「Move on Asia」(2002–、LOOP/韓国、ZKM/ドイツほか)、「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」(2004、森美術館/東京)、「あいちトリエンナーレ2010」(愛知県美術館ほか、2010)。共編著に『変貌する美術館―現代美術館学II』(昭和堂、2001)など。アーティスト・イン・レジデンス、文化政策、創造環境の調査等のリサーチャーとしても活動。

森田 菜絵

企画・プロデューサー

NHK『デジタル・スタジアム』等のテレビ番組制作ディレクターを経て、日本科学未来館において先端科学を伝えるプラネタリウム等の企画・プロデュースに従事。主な担当作に『暗やみの色』(2005)、『バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~』『夜はやさしい』(いずれも2009)、『9次元からきた男』(2016、いずれも日本科学未来館)など。10年、文化庁・新進芸術家海外研修制度により渡蘭、V2_Institute for the Unstable Mediaにて研修。12年に帰国後、株式会社マアルトを設立。現在は、展示やドーム映像を中心にサイエンス&アート分野のさまざまなプロジェクトに携わる。

森 まさあき

アニメーション作家/東京造形大学名誉教授

1955年、静岡県生まれ。中央大学商学部会計学科在学時代より独学で始めた8mmフィルムによるコマ撮り自主作品で注目される。80年、株式会社アニメーションスタッフルームに入社、セルアニメから初期のCG、モーションコントロールを使った数多くの特殊撮影のCM映像などを手がけるが、手づくりのクレイアニメに目覚め90年に独立。有限会社モリクラフトアニメーションを設立。テレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげです。』のOP『ガラガラヘビがやってくる』(1992)、『がじゃいも』(1993)など多くのクレイアニメ作品を生み出す。2005年より東京造形大学にてアニメーションの教育指導に励む。

モンノ カヅエ

映像作家

クリエイティブ・デュオTOCHKAの一人として、2005年よりコマ撮りと長時間露光撮影でアニメーションを描く「ピカピカ」の技法を編み出す。長時間露光写真とストップモーション・アニメーションの手法を組み合わせ、ペンライトを使って空中に線を描くことでアニメーションをつくることを可能にした。アニメーション映画祭から現代アート、コミュニティアートの分野で幅広く活動している。

山川 冬樹

美術家/ホーメイ歌手/秋田公立美術大学准教授

1973年、ロンドン生まれ。自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽、現代美術、舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスや、南シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」を得意とし、国内外のノイズ・即興音楽シーン、音楽フェスなど、ジャンルを横断しながらパフォーマンスを行う。現代美術の分野では、『The Voice-over』(1997–2008、東京都現代美術館蔵)、『「パ」日誌メント』(2011–)などを発表。2015年、横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科および同大学美術学部アーツ&ルーツ専攻准教授。

米光 一成

ゲーム作家

広島県生まれ。代表作『ぷよぷよ』(1991)、『BAROQUE』(1998)、『はぁって言うゲーム』(2017)、『あいうえバトル』(2021)、『言いまちがい人狼』(2023)等、コンピュータゲームからテーブルゲーム、儀式まで幅広く作品をつくり続けている。2007年に岸井大輔主催の「LOBBY」で参加型演劇作品『ぼくがゲームを作らないと世界は滅びてしまうから』作・演出。また19年に儀式作品『記憶交換ノ儀式』の作・演出。23年4月2日、「儀式フェス」を開催した。デジタルハリウッド大学教授。

令和5年度(2023年度)国内クリエイター発表支援

岡部 美紀

独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンター国際発信・連携グループリーダー

早稲田大学政治経済学部、慶応義塾大学文学研究科(西洋美術史)修了後、世田谷美術館、横浜美術館にて学芸員として勤務。その後国際交流基金にて、ヴェネチア・ビエンナーレ、サンパウロ・ビエンナーレなど国際展における日本人作家の展示、海外主要美術館での展覧会のほかキュレーターの交流事業などを担当。2023年より現職。主な担当展覧会に、「亀裂」(1996、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展)、「おたく:人格=空間=都市」(2004、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展)、「東京:1955–1970」(2012–13、ニューヨーク近代美術館/米国)、「Life of Animals in Japanese Art」(2019、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートほか/米国)など。

金築 浩史

展覧会エンジニア

1962年、島根県生まれ。91年、株式会社ザ・レーザーの入社面接時に東京都写真美術館準備室こけら落としイベントのステラークらのイベントを体験。その後、ARTECの設営・運営などメディアアートの展覧会を行う。93年よりフリーランス。現在に至る。近年の仕事に、「デザインあ 展」(2018–21、富山県美術館ほか)、「MANGA⇔TOKYO」展(2018–20、ラ・ヴィレット/フランス、国立新美術館/東京、大分県立美術館)、第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展(2022、日本科学未来館/東京)、文化庁メディア芸術祭25周年企画展(2023、寺田倉庫B&C HALL / E HALL/東京)などがある。

沓名 健一

アニメーター/アニメーション監督/アニメーション研究家

1983年、愛知県生まれ。名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業。10代よりアニメーションをウェブ上で公開、それが業界人の目にとまり大学在学中からテレビアニメに原画として参加。卒業後フリーランスのアニメーターとして、原画、作画監督、キャラクターデザイナーとして活躍。デジタル作画の先駆者としてアニメーション業界では知られている。近年の代表作に、『ぶらどらぶ』(2021)、『火狩りの王』『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』(いずれも2023)のOPアニメーション、絵コンテ、演出、作画監督など。

土佐 信道

明和電機代表取締役社長

1967年、兵庫県生まれ。92年、筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。93年に兄・正道とともに芸術ユニット「明和電機」を結成し、代表取締役副社長に就任。さまざまなナンセンスマシーンを開発しライブや展覧会など、国内外で広く発表する。2001年、前社長・正道の定年退職に伴い代表取締役社長に就任。09年、音符の形の電子楽器「オタマトーン」の商品開発。22年、「明和電機ミュージックマシーン店」を秋葉原にオープン。23年には明和電機としてデビュー30周年を迎えた。

森山 朋絵

メディア芸術キュレーター/東京都現代美術館学芸員

1989年より学芸員として東京都写真美術館の創立に携わり、映像メディア展を多数企画。2007年より現職。東京大学、早稲田大学ほかで教鞭を執り、ZKM、マサチューセッツ工科大学、ゲティ研究所招聘滞在後、アルスエレクトロニカ、NHK日本賞、第1回SIGGRAPH Asia議長を歴任。東京都現代美術館にて、名和晃平(2011)、吉岡徳仁(2013–14)、ダムタイプ(2019–20)、ライゾマティクス(2021)らの個展を手がけ、映像装置やテクノロジーと芸術の協働、展示支援システムの研究と実践を行う。日本バーチャルリアリティ学会大会フェロー。大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授。

令和4年度(2022年度)国内クリエイター創作支援

タナカ カツキ

マンガ家

京都精華大学デザイン学科ビジュアルデザイン専攻卒業。在学中の1985年にマンガ家デビュー。著書には『オッス!トン子ちゃん』、『サ道』、天久聖一との共著『バカドリル』など。その他映像作品等も多数手がけ、アーティスト、アートディレクターとして幅広く活動。カプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親でもある。

森 まさあき

アニメーション作家/東京造形大学名誉教授

1955年静岡県生まれ。中央大学商学部会計学科在学時代より独学で始めた8mmフィルムによるコマ撮り自主作品で注目され、アニメ道にハマる。1980年(株)アニメーションスタッフルームに入社、セルアニメから初期のCG、モーションコントロールを使った数多くの特殊撮影のCM映像などを手掛けるが、手作りのクレイアニメに目覚め1990年に独立。(有)モリクラフトアニメーションを設立。とんねるずのみなさんのおかげです『ガラガラヘビがやってくる』『がじゃいも』など多くのクレイアニメ作品を生み出す。2005年より東京造形大学にてアニメーションの教育指導に励む。

森田 菜絵

企画・プロデューサー/株式会社マアルト

2000年より、個人クリエイターの発掘・育成をテーマにしたNHK「デジタル・スタジアム」等のテレビ番組制作ディレクターを経て、日本科学未来館において先端科学を伝えるプラネタリウムや展示映像、イベントの企画・プロデュースに従事。主な担当作に『暗やみの色』『BIRTHDAY』『夜はやさしい』『9次元からきた男』など。2010年、文化庁・新進芸術家海外研修制度(メディア芸術)により渡蘭、V2_Institute for the Unstable Mediaにて研修。2012年に帰国後、株式会社マアルトを設立。現在は、実験物理学者・中谷宇吉郎に関するアーカイブや企画、花火をテーマにしたプラネタリウム作品『ハナビリウム』など、サイエンス&アート分野のさまざまなプロジェクトに携わっている。

山川 冬樹

美術家/ホーメイ歌手

1973年ロンドン生まれ。自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスや、南シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」を得意とし、国内外のノイズ/即興音楽シーン、音楽フェスなど、ジャンルを横断しながらパフォーマンスを行う。現代美術の分野では、『The Voice-over』(1997〜2008/東京都現代美術館蔵)、『「パ」日誌メント』(2011〜現在)などを発表。ハンセン病療養所でのフィールドワークや、帰還困難区域での長期的な取組み(グランギニョル未来として)を継続的に展開。2015年横浜文化賞 文化・芸術奨励賞受賞。

山本 加奈

編集/ライター/プロデューサー

世界最大級のデジタル・フィルム・フェスティバル「RESFEST」のディレクターを経て、映像業界のバイブル的ウェブマガジン「white-screen.jp」を企業内起業し運営兼編集長を務める。2017年11月より映像カルチャーを紹介する「NEWREEL.JP」を創設。伊藤ガビン氏とともに編集長に就任。ほか、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。これまで行ったインタビューは500人を優に超える。グローバルクリエイティブイベント「THU」Japan日本プロデューサー、パリ発のモーショングラフィックスの祭典「Motion Plus Design」日本を兼任。ヨガ雑誌のライターとしても活動する。

令和4年度(2022年度) キュレーター等海外派遣

筧 康明

東京大学 大学院情報学環 教授

インタラクティブメディア研究者/アーティスト。博士(学際情報学)。慶應義塾大学、plaplax等での活動を経て、現在は東京大学大学院情報学環教授を務める。物理素材や環境の特性を基点とするフィジカルインタフェース研究や作品制作、インタラクションデザインに取り組む。その成果は、CHI、UIST、SIGGRAPH等の工学分野の国際会議、Ars Electronica、文化庁メディア芸術祭等のフェスティバルや展覧会にて発表され、受賞も多数。

畠中 実

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員

1968年生まれ。1996年の開館準備よりICCに携わる。2000年の「サウンド・アート― 音というメディア」展以降、多くの展覧会を手がける。近年の企画は「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」(2017年)、「多層世界の歩き方」(2022年)。ほか、個展企画も多数行なっている。美術および音楽批評。『メディア・アート原論』(久保田晃弘との共編著、フィルムアート社、2018年)

令和3年度(2021年度)国内クリエイター創作支援

磯部 洋子

環境クリエイター/sPods Inc CEO/Spirete株式会社COO/Mistletoe株式会社プロデューサー

既存の枠組みや固定概念を越えて、遊び心ある新しい価値が生まれる環境デザインに取り組む環境クリエイター。ソニー株式会社にて約15年間、PlayStationやWalkmanなどの商品/プラットフォーム企画に従事。教育Techスタートアップ「VIVITA」の事業立ち上げへの参画を経て、2017年よりスタートアップ育成を通じ社会課題の解決を目指すCollective Impact Community「Mistletoe」で、コミュニティ形成やスタートアップ支援に携わる。並行して移動型クリエイションスタジオプロジェクト「sPods」や、大企業からのスタートアップ挑戦を支援するスタートアップスタジオSpirete株式会社、Human Augmentation特化ファンド「15th Rock Ventrures」ベンチャーパートナーなど様々なプロジェクトで活動中。

タナカ カツキ

マンガ家

京都精華大学デザイン学科ビジュアルデザイン専攻卒業。在学中の1985年にマンガ家デビュー。著書には『オッス!トン子ちゃん』、『サ道』、天久聖一との共著『バカドリル』など。その他映像作品等も多数手がけ、アーティスト、アートディレクターとして幅広く活動。カプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親でもある。

森 まさあき

アニメーション作家/東京造形大学名誉教授

1955年静岡県生まれ。中央大学商学部会計学科卒業。学生時代より8mmフィルムによるコマ撮り自主作品で注目され、アニメ道にハマる。1980年(株)アニメーションスタッフルームに入社、数多くの特殊撮影CMを手掛けるが、手作りのクレイアニメに目覚め独立。1990年(有)モリクラフトアニメーションを設立。とんねるずのみなさんのおかげです『ガラガラヘビがやってくる』など多くのクレイアニメ作品を生み出す。2005年より東京造形大学の専任教授となり、学生へのアニメーションの教育指導に励む。

山川 冬樹

美術家/ホーメイ歌手

1973年ロンドン生まれ。自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスや、南シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」を得意とし、国内外のノイズ/即興音楽シーン、音楽フェスなど、ジャンルを横断しながらパフォーマンスを行う。現代美術の分野では、『The Voice-over』(1997〜2008/東京都現代美術館蔵)、『「パ」日誌メント』(2011〜現在)などを発表。ハンセン病療養所でのフィールドワークや、帰還困難区域での長期的な取組み(グランギニョル未来として)を継続的に展開。2015年横浜文化賞 文化・芸術奨励賞受賞。多摩美術大学メディア芸術コース、明治学院大学芸術学科非常勤講師。

山本 加奈

編集/ライター/プロデューサー

世界最大級のデジタル・フィルム・フェスティバル「RESFEST」のディレクターを経て、映像業界のバイブル的ウェブマガジン「white-screen.jp」を企業内起業し運営兼編集長を務める。2017年11月より映像カルチャーを紹介する「NEWREEL.JP」を創設。伊藤ガビン氏とともに編集長に就任。ほか、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。これまで行ったインタビューは500人を優に超える。グローバルクリエイティブイベント「THU」Japan日本プロデューサー、パリ発のモーショングラフィックスの祭典「Motion Plus Design」日本を兼任。ヨガ雑誌のライターとしても活動する。

令和3年度(2021年度) キュレーター等海外派遣

戸村 朝子

ソニーグループ株式会社 コーポレートテクノロジー戦略部門 Group1 統括部長

(株)資生堂 宣伝部コンピューターデザイン室を経て、2001年よりソニー(株)。(株)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、(株)アニプレックスなどで、映画やアニメーションの配信事業構築を担当。その後、CSR部にて社会貢献プロジェクトや、Life Space UX事業を経て、現在は先端技術を用いた先端コンテンツ開発、サステナビリティ、科学技術コミュニケーション等を担当。文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業アドバイザー(2017-2019)。東京大学大学院情報学環 客員研究員。

畠中 実

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員

1968年生まれ。1996年の開館準備よりICCに携わる。主な企画には「サウンド・アート―音というメディア」(2000)、「サウンディング・スペース」(2003)、「サイレント・ダイアローグ」(2007)、「可能世界空間論」(2010)、「みえないちから」(2010)、「[インターネット アート これから]―ポスト・インターネットのリアリティ」(2012)など。ダムタイプ、明和電機、ローリー・アンダーソン、八谷和彦、ライゾマティクス、磯崎新といった作家の個展企画も行なっている。
(プロフィールは当時のもの)

令和2年度(2020年度)

磯部 洋子

環境クリエイター/sPods Inc CEO/Spirete株式会社COO/Mistletoe株式会社プロデューサー

既存の枠組みや固定概念を越えて、遊び心ある新しい価値が生まれる環境デザインに取り組む環境クリエイター。ソニー株式会社にて約15年間、PlayStationやWalkmanなどの商品/プラットフォーム企画に従事。教育Techスタートアップ「VIVITA」の事業立ち上げへの参画を経て、2017年よりスタートアップ育成を通じ社会課題の解決を目指すCollective Impact Community「Mistletoe」で、コミュニティ形成やスタートアップ支援に携わる。並行して移動型クリエイションスタジオプロジェクト「sPods」や、大企業からのスタートアップ挑戦を支援するスタートアップスタジオSpirete株式会社、Human Augmentation特化ファンド「15th Rock Ventrures」ベンチャーパートナーなど様々なプロジェクトで活動中。

タナカ カツキ

マンガ家/京都精華大学デザイン学部客員教授

京都精華大学デザイン学科ビジュアルデザイン専攻卒業。在学中の1985年にマンガ家デビュー。著書には『オッス!トン子ちゃん』、『サ道』、天久聖一との共著『バカドリル』など。その他映像作品等も多数手がけ、アーティスト、アートディレクターとして幅広く活動。カプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親でもある。
(プロフィールは当時のもの)

土佐 尚子

芸術家/京都大学大学院総合生存学館アートイノベーション産学共同講座教授

感情・意識・物語・民族性といった人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきた文化を、デジタル映像で表現し、心で感じる「カルチュラル・コンピューティング」を提唱し、作品制作・研究を行う。主な作品にニューヨーク近代美術館コレクションの『An Expression』1993年のArs Electronicaで招待展示した『ニューロベイビー』、京都五山建仁寺に奉納した『静寂』『雲の上の山水』、MIT Center for Visual StudiesのFellow時代に制作した『ZEN Computer』、ハイスピードカメラを使った『Space Flower』『Genesis』がある。2016年度文化庁文化交流使として指名を受け8カ国10都市を表敬訪問し、NY Times Squareのビルボードで毎夜『Sound of Ikebana』を1ヵ月間上映するなど国際的に活躍している。
(プロフィールは当時のもの)

山本 加奈

編集/ライター/プロデューサー

世界最大級のデジタル・フィルム・フェスティバル「RESFEST」のディレクターを経て、映像業界のバイブル的ウェブマガジン「white-screen.jp」を企業内起業し運営兼編集長を務める。2017年11月より映像カルチャーを紹介する「NEWREEL.JP」を創設。伊藤ガビン氏とともに編集長に就任。ほか、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。これまで行ったインタビューは500人を優に超える。グローバルクリエイティブイベント「THU」Japan日本プロデューサー、パリ発のモーショングラフィックスの祭典「Motion Plus Design」日本を兼任。ヨガ雑誌のライターとしても活動する。

和田 敏克

アニメーション作家/東京造形大学准教授

1966年福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。1991年電通プロックスに入社。1996年より独自の手法によるアニメーション制作を開始する。プチプチ・アニメ『ビップとバップ』(2000-2005)が国内外のアニメーション映画祭で受賞、入選したほか、川本喜八郎監督『冬の日』(2005)では第2部ドキュメンタリーの構成・演出などを担当。荒井良二原作『スキマの国のポルタ』(2007)が第10回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。ベテランアニメーション作家9人とのアニメーション創作集団「G9+1」も活動中。2011年電通テックを退社。日本アニメーション協会常任理事。日本アニメーション学会理事。
(プロフィールは当時のもの)

令和元年度(2019年度)

磯部 洋子

環境クリエイター/sPods Inc CEO/Spirete株式会社COO/Mistletoe株式会社プロデューサー

既存の枠組みや固定概念を越えて、遊び心ある新しい価値が生まれる環境デザインに取り組む環境クリエイター。ソニー株式会社にて約15年間、PlayStationやWalkmanなどの商品/プラットフォーム企画に従事。教育Techスタートアップ「VIVITA」の事業立ち上げへの参画を経て、2017年よりスタートアップ育成を通じ社会課題の解決を目指すCollective Impact Community「Mistletoe」で、コミュニティ形成やスタートアップ支援に携わる。並行して移動型クリエイションスタジオプロジェクト「sPods」や、大企業からのスタートアップ挑戦を支援するスタートアップスタジオSpirete株式会社、Human Augmentation特化ファンド「15th Rock Ventrures」ベンチャーパートナーなど様々なプロジェクトで活動中。

久保田 晃弘

アーティスト/多摩美術大学教授

1960年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース教授/アートアーカイヴセンター所長。芸術衛星1号機の「ARTSAT1:INVADER」でARS ELECTRONICA 2015 HYBRID ART部門優秀賞をチーム受賞。「ARTSATプロジェクト」の成果で、第66回芸術選奨文部科学大臣賞(メディア芸術部門)を受賞。近著に「遙かなる他者のためのデザインー久保田晃弘の思索と実装」(BNN新社, 2017)「メディアアート原論」(フィルムアート社, 共編著, 2018)「インスタグラムと現代視覚文化論」(BNN新社, 共編著, 2018)「ニュー・ダーク・エイジ」(NTT出版, 監訳, 2018)「世界チャンピオンの紙飛行機ブック」(オライリージャパン, 監訳, 2019)などがある。
http://hemokosa.com
(プロフィールは当時のもの)

しりあがり 寿

マンガ家/神戸芸術工科大学教授

1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。1985年単行本『エレキな春』でマンガ家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年の独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、新聞の風刺4コママンガから長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自な活動を続ける一方、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。
(プロフィールは当時のもの)

戸村 朝子

ソニー株式会社 コーポレートテクノロジー戦略部門 テクノロジーアライアンス部 コンテンツ開発課 統括課長

慶應義塾大学大学院理工学研究科、政策・メディア研究科修了後、(株)資生堂宣伝部コンピューターデザイン室を経て、2001年よりソニー(株)。新規事業開発が長く(株)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、(株)アニプレックスなどで、映画やアニメーション、キャラクター版権等の配信事業構築を担当。その後、FIFAや国際NGOとの社会貢献プロジェクトやLife Space UX事業を経て、現在は先端技術を用いた高臨場感や表現開拓をテーマに、映像、音響、VRなど様々な先端コンテンツ開発に従事。『音響回廊“オデッセイ”』が第22回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品に選出。
(プロフィールは当時のもの)

和田 敏克

アニメーション作家/東京造形大学准教授

1966年福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。1991年電通プロックスに入社。1996年より独自の手法によるアニメーション制作を開始する。プチプチ・アニメ『ビップとバップ』(2000-2005)が国内外のアニメーション映画祭で受賞、入選したほか、川本喜八郎監督『冬の日』(2005)では第2部ドキュメンタリーの構成・演出などを担当。荒井良二原作『スキマの国のポルタ』(2007)が第10回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。ベテランアニメーション作家9人とのアニメーション創作集団「G9+1」も活動中。2011年電通テックを退社。日本アニメーション協会常任理事。日本アニメーション学会理事。
(プロフィールは当時のもの)

平成30年度(2018年度)

久保田 晃弘

アーティスト/多摩美術大学教授

1960年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース教授/アートアーカイヴセンター所長。芸術衛星1号機の「ARTSAT1:INVADER」でARS ELECTRONICA 2015 HYBRID ART部門優秀賞をチーム受賞。「ARTSATプロジェクト」の成果で、第66回芸術選奨文部科学大臣賞(メディア芸術部門)を受賞。近著に「遙かなる他者のためのデザインー久保田晃弘の思索と実装」(BNN新社, 2017)「メディアアート原論」(フィルムアート社, 共編著, 2018)「インスタグラムと現代視覚文化論」(BNN新社, 共編著, 2018)などがある。
(プロフィールは当時のもの)

しりあがり 寿

マンガ家/神戸芸術工科大学教授

1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。1985年単行本『エレキな春』でマンガ家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年の独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、新聞の風刺4コママンガから長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自な活動を続ける一方、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。
(プロフィールは当時のもの)

戸村 朝子

ソニー株式会社 コーポレートテクノロジー戦略部門 テクノロジーアライアンス部 コンテンツ開発課 統括課長

慶應義塾大学大学院理工学研究科、政策・メディア研究科修了後、(株)資生堂宣伝部コンピューターデザイン室を経て、2001年よりソニー(株)。新規事業の構築やコンテンツ畑が長く、(株)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(日本)、(株)アニプレックスなどに出向し、映画やアニメーション映像、キャラクター版権等の配信事業立ち上げを担当。その後、FIFAや国際NGOとの、技術を活用した社会課題解決プロジェクトやソニーの新規事業の一つであるLife Space UX事業を経て、現在は高臨場からHMDを含めたVRなど、様々な先端コンテンツ開発に従事。
(プロフィールは当時のもの)

和田 敏克

アニメーション作家/東京造形大学准教授

1966年福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。1991年電通プロックスに入社。1996年より独自の手法によるアニメーション制作を開始する。プチプチ・アニメ『ビップとバップ』(2000-2005)が国内外のアニメーション映画祭で受賞、入選したほか、川本喜八郎監督『冬の日』(2005)では第2部ドキュメンタリーの構成・演出などを担当。荒井良二原作『スキマの国のポルタ』(2007)が第10回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。ベテランアニメーション作家9人とのアニメーション創作集団「G9+1」も活動中。2011年電通テックを退社。日本アニメーション協会常任理事。日本アニメーション学会理事。
(プロフィールは当時のもの)

平成29年度(2017年度)

伊藤 ガビン

編集者/クリエイティブディレクター

1963年神奈川県生まれ。コンピュターホビー誌の編集から、ゲームデザインの仕事を経て、現在はwebサイトのディレクションや、映像制作多数。デザインチームNNNNY(nnnny.jp)のメンバーでもある。読み物サイト「モダンファート(modernfart.jp)」編集長。女子美術大学短期大学部教授。
(プロフィールは当時のもの)

久保田 晃弘

アーティスト/多摩美術大学教授

1960年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース教授/メディアセンター所長。衛星芸術プロジェクト(ARTSAT.JP)、バイオメディアアート、自然知能と知能の美学、ライブコーディングによるパフォーマンスなど、さまざまな領域を横断・結合するハイブリッドな創作の世界を開拓中。芸術衛星1号機の「ARTSAT1:INVADER」でARS ELECTRONICA 2015 HYBRID ART部門優秀賞をチーム受賞。「ARTSATプロジェクト」の成果で、第66回芸術選奨文部科学大臣賞(メディア芸術部門)を受賞。近著に「遙かなる他者のためのデザインー久保田晃弘の思索と実装」(BNN新社, 2017)がある。
(プロフィールは当時のもの)

しりあがり 寿

マンガ家/神戸芸術工科大学教授

1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。1985年単行本『エレキな春』でマンガ家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年の独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、新聞の風刺4コママンガから長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自な活動を続ける一方、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。
(プロフィールは当時のもの)

戸村 朝子

ソニー株式会社 UX・事業開発部門 UX企画部 コンテンツ開発課 統括課長

慶應義塾大学大学院理工学研究科、政策・メディア研究科修了後、(株)資生堂宣伝部コンピューターデザイン室を経て、2001年よりソニー(株)。新規事業の構築やコンテンツ畑が長く、(株)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(日本)、(株)アニプレックスなどに出向し、映画やアニメーション映像、キャラクター版権等の配信事業立ち上げを担当。その後、FIFAや国際NGOとの、技術を活用した社会課題解決プロジェクトやソニーの新規事業の一つであるLife Space UX事業を経て、現在は高臨場からHMDを含めたVRなど、様々な先端コンテンツ開発に従事。
(プロフィールは当時のもの)

和田 敏克

アニメーション作家/東京造形大学准教授

1966年福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。1991年電通プロックスに入社。1996年より独自の手法によるアニメーション制作を開始する。プチプチ・アニメ『ビップとバップ』(2000-2005)が国内外のアニメーション映画祭で受賞、入選したほか、川本喜八郎監督『冬の日』(2005)では第2部ドキュメンタリーの構成・演出などを担当。荒井良二原作『スキマの国のポルタ』(2007)が第10回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。ベテランアニメーション作家9人とのアニメーション創作集団「G9+1」も活動中。2011年電通テックを退社。日本アニメーション協会常任理事。日本アニメーション学会事務局長。
(プロフィールは当時のもの)