令和6年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業 成果発表イベント「ENCOUNTERS」では、サテライト企画としてクリエイター向けのセミナーやオンライン配信でのトークイベント等も開催しました。
アーカイブ映像は下記からご覧いただけます。

[プレイベント]
トークイベント「メディア芸術クリエイターのメタモルフォーゼ」
本イベントでは、急速に進化するテクノロジーやメディア環境において、クリエイターがどのように変化し、キャリアのブレイクスルーを達成してきたのかに焦点を当てます。
トークは二部構成で、第一部では「クリエイターとしての成長と変化」について、登壇者が自身のキャリアの変遷と、どのようにメディアやテクノロジーの進化に適応してきたのかを語ります。第二部では、「変化の早いメディア、テックトレンドとどう歩むか」をテーマに、現代のメディア環境においてどのようにして先端技術を取り入れ、作品を創造し続けるかについて議論を深めます。
急速に進化するテクノロジーにおいて、クリエイターとしてのアイデンティティを保ちながら、新たな表現手法に挑戦し続ける姿勢に触れることができる貴重な機会です。
※本イベントは2025年2月11日(火・祝)に404 Not Foundで開催、YouTubeにて配信されました。
登壇者:
・内田 聖良(アーティスト/平成30年度本事業採択クリエイター)
・木原 共(メディアアーティスト/ゲーム開発者/令和6年度本事業採択クリエイター)
・ゴッドスコーピオン(メディアアーティスト/平成26年度本事業採択クリエイター)
・モンノ カヅエ(映像作家/令和5・6年度本事業アドバイザー)
モデレーター:
・畠中 実(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 主任学芸員/平成26・27・28年度、令和3・4年度本事業アドバイザー)
[次世代のクリエイター向けセミナー・イベント]
ラウンドテーブル「個人ゲーム制作の未来 ― 発表・資金・支援の新たな可能性」
ゲーム開発にまつわる環境が変化したことで、個人や小規模チームによって独自の視点を持って自由に制作されるインディゲームが台頭してきています。その一方で、クリエイターが個人で活動する上で抱える課題も少なくありません。
このイベントでは、個人でゲームを制作するクリエイターの様々なケーススタディを紹介し、クリエイター自身の経験から見えてくる「未来」へのチャレンジを見据えながら、それを実現するために必要となる「発表・資金・支援」のあり方について議論します。
※本イベントは2025年2月15日(土)にTODA HALL & CONFERENCE TOKYO Room402で開催されました。
セッション1:インディゲーム制作の課題とケーススタディ
登壇者:
榊原 寛/畳部屋(インディゲームクリエイター/令和6年度本事業採択クリエイター)
ところにょり(ゲームクリエイター/令和6年度本事業事前選考員)
nakajima(ゲームクリエイター)
渡部恭己/futurala(インディゲームクリエイター/令和6年度本事業採択クリエイター)
モデレーター:米光 一成(ゲーム作家/令和5・6年度本事業アドバイザー)
セッション2:アートが向き合うゲーム制作へのチャレンジ
登壇者:
木原 共(ゲーム開発者/メディアアーティスト/令和6年度本事業採択クリエイター)
小光(アーティスト)
西島 大介(マンガ家/令和元年度本事業採択クリエイター)
早川 翔人(アーティスト/令和4年度本事業採択クリエイター)
モデレーター:原 久子(アートプロデューサー/大阪電気通信大学総合情報学部教授/令和5・6年度本事業アドバイザー)
[次世代のクリエイター向けセミナー・イベント]
セミナー「多田由美によるiPadマンガ制作講座」
漫画家・多田由美先生が、iPadを使ったマンガ制作の過程を実演するイベント。文字によるストーリーから、コマ割り、下書き、ペン入れ、トーンワーク、納品データの作成までを公開します。マンガ評論家の伊藤剛氏と批評家・マンガ原作者のさやわか氏が対話形式で解説し、作画の技術や創作に関する様々なポイントを紹介します。プロの技を間近で見ながら、マンガ制作のリアルなプロセスを学べる貴重な機会です。
※本イベントは2025年2月23日(日)にTODA HALL & CONFERENCE TOKYO Room402で開催されました。
講師:
多田 由美(漫画家/神戸芸術工科大学准教授)
伊藤 剛(マンガ評論家/東京工芸大学教授)
モデレーター:さやわか(マンガ原作者/批評家/令和5・6年度本事業アドバイザー)