概略

身体と人工知能が意思疎通を図るパフォーマンス。画像生成AIの台頭によって、容易にイメージの生成を行えるようになった。その生成時にはプロンプト(言語モデルへの指示)を並べて画像出力を行うが、時に不可解な返答も返ってくる。作者はそれを、互いに身を委ね合いながら一つのコミュニケーションを行う行為に重ね、自らの身体をぶつけながらイメージを用いたコミュニケーションを試みる。

プロフィール

多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース在籍。写真や映像インスタレーション、AIを用いたインタラクティブパフォーマンスを主に創作活動として行っている。人とものの意思疎通をテーマにパフォーマンス、インタラクション、映像、写真、人工知能、プログラミングをそれぞれ一つのインターフェースとして捉えながら「自分」と「対象」がどのようにして相関関係に影響を及ぼすのか、制作を通して模索している。
https://www.runrun.works