概略

告解室を連想させる「人の秘密を吸い上げる小部屋」で行われる撮影実験。その小部屋の中で、カメラは被験者(鑑賞者)から示されたものに形を与えて画像化する。何が写るかは実験が終わってみないとわからない。その内容を知るのは小部屋の中の被験者だけだ。

プロフィール

京都府生まれ。写真の持つ時間性と非現実性に着目し、そこに自身の世界観を組み合わせた作品を制作している。「目には見えないが、名前がついていて存在しているもの」を撮影するため、写真で制作を始める。近年では、人と獣の「境界線」を撮影したシリーズなど。
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