概略
美術館にとっての「建築」を再考するプロジェクト。インドやフランスにおけるル・コルビュジエ建築の現地調査を軸としながら、自作のゲームを通じたコミュニケーションによって現地の専門家との対話=リサーチを行う。またコルビュジエが美術館建築の構想を始めたのと同時期におぞましい建築を小説に描いたH・P・ラヴクラフト、磯崎新のプロセスプラニング論などとの比較を通じ、新たな美術館建築のプロトタイプを提示する。
プロフィール
1994年生まれ。iPhoneの発売以降の都市で可能な「新しい孤独」の制作に向けて、絵画や映像作品、ウェブサイトの制作、批評や詩などの執筆、展覧会企画などをアーティストや詩人、デザイナー、研究者、音楽家、批評家、匿名の人々などとともに実践。主な個展に「新しい死体」(PARCO MUSEUM TOKYO、2022)、参加展示に「時を超えるイヴ・クラインの想像力」(金沢21世紀美術館、2022)など。
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