概略

メディアアーティスト佃優河の展示会。佃のほかに、人形作家の猪瀬暖基、サウンドクリエイター頃安祐輔の2名が参加し、「人間と生物の新たな関係性」を東洋哲学の観点から追求する。『ゴキブリによる書道作品』『仏陀の体を持つ初音ミク』などを展示。照明と音響を駆使してインスタレーションとしての没入感を高める。昆虫、コンピュータ、人間、人形といったモチーフが光と音に包まれた空間で共鳴する。

プロフィール

筑波大学の学生で構成されるアーティストチーム「-間-」は、複数の物事の関係性を探求するというコンセプトのもと結成された。機械やコンピュータが生物や人類の価値観にどのような影響を与えるか探求する作品を制作する。メンバーは、ヒューマンコンピュータインタラクションなどの情報学を専攻する情報学徒である一方で、アーティストとしてメディアアート、人形作家、音響作家などの情報学に隣接する領域で作家活動をしている。

佃優河:https://yuga-tsukuda.amebaownd.com/