概略

肉体にモーションキャプチャーをつけ、アバターとともにフルマラソン42.195kmを走破する新作パフォーマンスを実施する。テクノロジーが切り離した身体や時間・空間の制約に、あえて肉体を酷使して向き合うことで、もう一つの人間とテクノロジーの共存のあり方を提示する。限界を越えて走り続ける彼の姿とリアルタイムで変容するアバターの映像が、芸術と人間存在の可能性を問いかける。

プロフィール

静岡県出身。早稲田大学卒業、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]修了のアーティスト。小学生からドラムと映像制作を始め、フリーランスとして活動。国内外のアーティストのMVやライブ演出を手掛ける一方、個人でVRやデジタルインスタレーション作品も制作。2022年には渋谷contactで現代美術展を企画。その後岐阜へ移住しIAMASでパフォーマンス作品の研究と制作を行う。現在は山梨を拠点に国内外で活動している。
https://www.instagram.com/kakiaraara