概略

1930年代のフランスで開発されたアニメーション技法であるピンスクリーン。2022年、アジアで初めてこの技法を導入し映像制作を行った作家が、次世代機としての超高精細ピンスクリーン機の開発とともに新作を制作するプロジェクト。現在作家が使用しているピンスクリーンに用いた針は10万本。今回新たに開発するものは国産の針60万本を用いて制作することを目指す。

プロフィール

1989年東京都生まれ。2015年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。2017年同大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。2025年、ピンスクリーンの研究により同研究科にて博士号(映像)取得。墨絵によるアニメーション作品『RADIO WAVE』『AEON』『CASTLE』等でこれまでに150以上の映画祭にノミネート、20の賞を受賞。
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