概略
AI生成の動作を装着者に微細な振動として伝えるウェアラブル作品を制作。脳波を入力にLLM(大規模言語モデル)が奇妙な動作を生成し、外骨格ではなく「触れられる感覚」として身体に返す。ステラークや森万里子の先行例を参照しつつ、制御や補強としてではなく、装着者とAIがともに創発される柔らかな主体性を提示することで、未来のヒト—AI共生インターフェースを探る。
プロフィール

アーティスト。AIを「Alien Intelligence(エイリアンの知性)」と捉え直し、人間とAIによる創発的な関係「エイリアン的主体」を掲げ、自ら開発したAIと協働して絵画、彫刻、インスタレーションの制作を行う。主な活動に、個展「Oracle Womb」(2025、√K Contemporary/東京)、「DXP2」(2024、金沢21世紀美術館/石川)など。
https://obake2ai.info