まぼろしの家族

家族代行サービスに依頼して提供された「家族」で構成された家族写真を撮影、作品として発表する。家族代行サービスとは、料金を支払うことで数時間家族を演じてくれるサービスのこと。もし他人同士で家族を振る舞うことができるのなら、家族らしさはどこから立ち上がるのか、本物の家族とはいったい何なのかを写真というメディアを通して考察する。

2004年生まれ。愛知県立芸術大学メディア映像専攻在籍。現在は人と人との関係性や知覚の再構築を試みている。インターネットサービスや記録メディアを用いたつながりとはどこに存在するのか、その不確かさに向き合う実践を続けている。また、コレクティブ「愛芸WORKS」としての活動も行っている。
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