概略

AIの情報空間ではない物質的な側面や環境的な側面から、人間とAIの新しい関係を模索することを目的に、展示「ベッドタウン・AI」を開催する。本展示ではデータセンターにおける水の消費に着目した『Do not say thanks.』、東京都日野市における建設予定のデータセンターのリサーチをもとにした映像作品『ベッドタウン・AI』の2作品を発表する。

プロフィール

AI以後の世界における「いつか見たあたらしい風景」をテーマに、ポスト・インターネットアートの文脈から情報技術の発展による凡庸さや既視感のある風景を考える。郊外やサイバースペースなどの「非-場所」とそれを学習したAIには、反復された(編集可能な)イメージが広がる。そうした凡庸で退屈な風景を、現実空間と情報空間を往還しながら探求する。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科在籍。
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