演画

マンガの世界の中で、複数の人間プレイヤーとAIがキャラクターを演じながら、一緒に物語をつくり上げていくゲームのシリーズ。プレイヤーたちの発言はマンガの吹き出しに反映され、それに対してAIが演じるキャラクターが大規模言語モデルを通して応答。この相互作用により物語の展開が大きく変化していく。近年の大規模言語モデル技術を独自に応用し、マンガ家との協働を通じて、ロールプレイで遊べるマンガの新たな形式を探索する。

新たな問いを引き出す遊びをテーマに、実験的なゲームやインスタレーションの研究と開発を行う。近年の作品に、Playfoolと制作した、AIには判別できないが人間には理解可能な絵を描くゲーム『outdraw.AI』（2024）や、自動運転車に参加者があえてぶつかりにいくインスタレーション『How (not) to get hit by a self-driving car』（2023）など。後者はアルスエレクトロニカPrix Ars Electronica 2024 S+T+ARTS PRIZEにてHonorary Mentionを受賞。
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