概略

失踪した生化学者が暮らしていた住宅兼研究施設「カルチャーハウス(培養荘)」で生活しながら奇妙な生命体を培養、育成するアドベンチャーゲーム。プレイヤーを漠然とした不安へ誘う登場人物たちの声の演出を探るとともに、ダウンロードして自宅でプレイすることを前提に開発中の「普通のデジタルゲーム」をメディアアートと並列に展示し、観る人がその境界をどう捉えるかを観察する。

プロフィール

ゲーム開発者。早稲田大学第一文学部卒業。東京のゲームメーカーで3DCG、シナリオ、演出、ゲームデザインに携わり、その後、眠らせていたいくつかのアイデアを形にするために独立。プログラム、テキスト、グラフィックのほか、必要に応じてサウンドも制作。ゲーム制作の分業化が進んだ現在においても、可能な限り多くの工程を自ら手がけることを好む。
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